エアコン設置時のカーテン

 先日、江南市内のT様邸に居間のカーテンの取り替えにお伺いしました。
元々はカーテンボックスが窓側天井にあり、天井から長いカーテンが掛けてあったのですが、窓の上にエアコンを設置することになり、カーテンが邪魔になってしまうのとのことでご相談を受けたのですが、窓枠とエアコンの間に少し隙間が空くということで、そこにレールを取り付けさせて頂くことになりました。

 左の写真の上に見えるレールが元々のカーテンボックスの中に取り付けられたレール、エアコンの下に付いているレールが今回取り付けたレールです。
 エアコン設置業者さんが、できるだけ上にエアコンを設置していただいたので、なんとかレールを取り付けることができました。
ご希望はウッド調タイプのレールでしたが、両縁の飾り部分が邪魔になったり、カーテンを掛ける位置が低くなりカーテン上からの光漏れが多くなるということで滑りの良い木目色の通常レールの取り付けになりました。


 居間の窓の横に続きで廊下があり、そこにも大きな窓があるのですが、そこのカーテンは、従来からあるカーテンボックスに取り付けられたレールをそのまま利用しました。
落ち着いていてとても高級感のある雰囲気になりました。


 今回取り付けさせて頂きましたカーテンは、ウィリアムモリスデザインの落ち着いた色合いの生地です。19世紀から続く人気柄なので飽きが来ず高級感のある部屋にしてくれます。
国内ライセンス生産品なので丸洗いも可能で、カーテンのウェーブがいつもでも美しく保つ形状記憶加工を施していますのでより高級感が際立ちます。

 窓枠の上にエアコンが設置される場合、カーテンレールを取り付けるスペースが限られますので、レールの種類が限定される場合があります。
ただ最近のエアコンは、上下左右に大きくならず、手前に大きくなるのでレールの取り付けに邪魔になるケースは少なくななっています。
 どうしても取り付けるスペースがない場合は、窓枠の内側の上部にレールを取り付けて、窓枠内にカーテンを納める方法もあります。そうすると手前に出っ張らないので部屋を広く使うことができます。
しかし、カーテンが小さく感じられたり、窓側のレース生地が冬場結露した窓にくっついてカビが発生する可能性もあります。
窓枠内に納める場合でしたら、カーテン以外でも、ローマンシェードや縦型ブラインド、ロールスクリーン等もスッキリした感じになります。
それぞれメリット、デメリットがありますので、詳しいことはお気軽にご相談ください。

 T様この度はお買い上げ本当にありがとうございました。

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