オーダー枕の調整

先日、オーダーメイド枕の購入後の調整にお二人様ご来店されました。
お一人様は「寝てると頭が痛くなる」、もうお一人様は「こんなんじゃ寝れない!」との事でした。

はじめのお客様はフルボディートレーサーでの測定を始めたばかりのお客様で、私達も不慣れな事もあり後頭部と首筋の高さの測定値をもとに算出したコンピュータの指示通りに枕を作成しただけで、フィッティングに関してはあまりしっかりできていませんでした。
始めた当初に比べると私達も、お客様の体型や寝姿勢を見て測定値より高い方が良いとか低い方が良いとか多少分かるようになってきましたので、このお客様がどうしてオーダー枕で頭が痛くなるかおおよその予測ができました。
すぐに後頭部と首元の中材を補充して、フィッティングの後、ご了承をいただきました。

次のお客様は、全身の骨を折ってしまい動くのも中々につらく、頭の手術をしているから低く作って欲しいとのご要望があり測定値よりも低くお作りしたのですが、横になるのもつらいということでフィッティングをすることなくそのままお持ち帰りされました。
それで「こんなんじゃ寝れない!」ということでご来店されたのですが、フィッティングの重要性をご説明させていただき、今回は横になっていただき、高さの調整をいたしました。
調整後の寝心地に関してはご納得いただけましたが、今お使いの敷ふとんとの組み合わせで寝心地も変わる可能性があるので、合わなかったらいつでも調整をさせていただきますよとご説明させていただきました。

私達も「フルボディートレーサー」という立位測定機を使用したオーダーメイド枕の作成に関しては経験が浅いので、どうしても測定結果を過信してしまう部分もあり、お客様にご迷惑をおかけしたことを反省しております。
と同時に、フィッテイング、実際に試し寝をしてもらい高さの微調節をするということの重要性を改めて感じました。これからも、お客様も快眠を第一にまくらや敷寝具の大切さをお伝えしていきたいと思います。

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