ビューティースター
今回は、当店で最も人気のある肌掛ふとんを紹介致します。
その名も「ビューティースター」
何かピンと来ないネーミングですが、一言で言えばウールの肌掛です。
「ビューティー」は、お肌にやさしく安眠できる=キレイになるので「ビューティー」、「スター」は・・・不明です。
この肌掛、肌掛といいつつ当店では当初ウールの毛布の代用品として販売しておりました。
ご存知のようにウール(羊毛)は、毛表面のウロコ状の部分を開閉することにより、温度や湿度の調節をしてくれます。
ですから、かぶって寝ていても寒いときにはしっかり空気をためこみ、暑いときには空気を放出してくれるので常に快適な状態を維持するように調節をしてくれます。
この「ビューティスター」はとてもやわらかくピッタリ身体にフィットするので冬場に中掛使として使うと大変暖かく、さらっと心地良いということで大好評でした。
そして、夏場になると冬にお買い上げ頂いたお客様から夏用の肌掛で使ってもとっても気持ちがいいよと教えて頂き、それから夏場でも積極的におすすめするようになりました。
確かに湿度の調節をしてくれるウールだから、夏場に使ってもさらっとして快適に使えるのも納得できます。
夏場使う肌掛としてはダウンケット(羽毛の肌掛)が主流です。
羽毛もウールと同じで温度湿度の調節をしてくれるのでさらっと快適なはずです。
しかし、ダウンケットを使っている方にお聞きするとあまりそのようなお話をお聞きすることはありません。
それはなぜかというと側生地に問題があります。羽毛はとても細く針の穴位でも中身が吹き出してしまうので、羽毛ふとんに使う側生地にはダウンプルーフ加工という羽毛が吹き出してこないように、織り目に特殊な目潰し加工がしてあります。それにより、羽毛の出入りができなくはなりますが、空気も出入りしにくくなります。
ですから、湿度も温度も低い時には保温性が高く快適なのですが、温度が高くなるとどうしてもムレを生じてしまいます。
ウールの場合は羽毛よりも繊維が大きいため、もう少し通気性の良い生地を使うことが可能です。
「ビューティスター」の場合は、側生地にやわらかく通気性に優れた天竺ニットを使用しています。それにより、ムレを防ぎ、ウールの調湿機能を最大限生かすことができます。
ウールは羽毛よりも繊維が大きいと書きましたが、ウールは羽毛よりも固いためフィット性はあまり良くありません。
しかし、「ビューティースター」は、人間工学に基いた他にはないキルトパターンで、フィット性を高めることに成功しました。
中に使っているウール(羊毛)もこだわりがあります。オーストラリアの西川リビング直営牧場にてふとんわたに最適の品種から採取した羊毛を、徹底的に不純物を取り除いた最良のウールわたを使用しております。
見た目は本当にシンプルですが、理想の肌ふとんとも言える「ビューティースター」。是非見て触れてお確かめください。
カバーは通常の羽毛ふとん用をお使いいただけますが、「ビューティスター」の風合いを生かすために、ガーゼやニット等げきるだけやわらかく、通気性の良いものをお使いください。
・西川リビング羊毛肌掛ふとん「ビューティースター」
側生地/綿100%(天竺ニット)
中わた/羊毛100%(オーストラリア・ボールドーセットダウン種、防縮加工)
サイズ、価格/シングル 150×210cm 18,900円(税込)
ダブル 190×210cm 26,250円(税込)
クィーン 210×210cm 31,500円(税込)
介護、ジュニア 140×190cm 16,800円(税込)