睡眠の見える化

 皆さん快眠してますか?
っていっても、睡眠時間が長いのが快眠か、朝しっかり起きられるのが、寝付きが良いのが快眠か良く分かりませんね。
睡眠の質といっても良くわからないし、とりあえずしっかり眠れている感じがするからいいやと、なんとなく思っている方も多いのではないでしょうか。
 
 話は変わりますが、先日受けた人間ドックで肝機能検査値で引っかかり、医者からこれ以上体重増やさないように言われてしまいました。
確かに、年々少しづつ体重が増加し腹回りもきつくなってきてたので、ちょっとは食事に気をつけて、何か運動始めないとと改めて思い直しました。(毎年ですけど・・・)
そこで、せっかく運動始めるなら運動の見える化をしようと思い、話題のスマートウォッチや活動量計を色々調べて悩んで買ってしまいました。


 HUAWEI社の「HUAWEI Band2 Pro」
 
 これは、腕に巻くベルトタイプで、心拍数や消費カロリー、GPS内蔵でトレーニングコースも記録できる優れモノで、価格が手頃、そこそこ信頼性のあるメーカー(使っているスマホと同じメーカー)、バッテリーの持ち、軽さで選びました。


 実際使ってみると、歩数のカウントがちょっといい加減ですが、心拍数が測定ができ、アプリで運動時の変化もグラフで表示してくれます。
ランニングだとすぐ息が上がってしまい、ポールウォーキングだとそこまで心拍数が上がらないし、いろいろ試すといろいろ数値が変わるのでとりあえずは三日坊主にはならなさそうです。

 
 ところで、このバンドを巻いたまま寝ると、睡眠時間や睡眠の質まで測定してくれるんです。
専用アプリで「HUAWEI TruSleep」という機能を有効にすると、睡眠時間はもちろん、レム睡眠やノンレム睡眠(浅い、深いの2段階)、中途覚醒の回数、昼寝の回数や時間まで測定してて、評価やアドバイスをしてくれます。

 例えば、これが昨晩の記録になります。
途中4:05に一度中途覚醒がありますが、その時隣で寝ていた息子が寝返りをして私の方に身体を押し付けて来たので憶えています。
また、その時夢の途中で目が覚めたので、その前の時間帯がレム睡眠と記録されているのも合っています。
正確かといえば、正直よく分かりませんが、自分の睡眠の質を知る目安にはなるのではないでしょうか。
アプリでは、睡眠の質の採点もしてくれます。ちなみに昨晩は、81点でした。そんなに悪くない数字にも感じますが、深い睡眠の割合が低いそうです。


 ちなみに、睡眠改善インストラクターとしての評価も同じか、やや低いかという所でしょうか。
睡眠のリズムもとれていますし、睡眠時間も問題ないと思います。
しかし、アプリでも指摘されていたことですが、深い睡眠が少ないと感じます。
特に寝入り後、睡眠の初期段階の深い眠りがかなり不足しています。
睡眠の初期段階に深い眠りができないと、成長ホルモン等の身体を修復を促す物質の分泌量が少なくなるので、翌日に疲れを残したり、スッキリ目覚めにくくしてしまいます。
原因は、寝る前の食事と、寝る前のスマホの閲覧と考えられます。
仕事が終わって帰宅してからの食事ですと、午後9時をすぎる場合も多く、しっかり消化されないまま眠りにつくと、肥満の原因となったり、深い睡眠を妨げることになります。夕食は出来る限り少なめでと心がけてはいるのですが、なかなか難しいですね。
寝る前のスマホは、目を刺激して睡眠物質であるメラトニンの分泌を抑制していまいますのでできるだけ避けましょうと、普段お客様には説明してはいるのですが、なかなか習慣というのは変えるのは大変ですね。

 
 自分は本当に良い睡眠をしているか不安な方や、昼間眠くなったり、疲れがとれないという方は、一度睡眠の見える化で、睡眠の質をチェックし、改善の方法を探ってみてはいかがですか。

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