形態安定加工と形状記憶加工の違いは?
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形態安定加工とは
形態安定加工とは、ウェーブがきれいになるように蒸気と熱で整える方法で、ソフトウェーブ等メーカーによって
言い方も異なります。アイロンと同じ原理ですので、生地によってかかり具合が異なります。また、洗濯を数回すると
形態安定加工はとれてしまいます。 -
形状記憶加工とは
形状記憶加工とは、生地をウェーブ状の型に載せ、真空高熱処理を行うことにより、生地自体をウェーブ状に変形させる
方法です。パーマネントプリーツ等めーかーによって言い方も異なります。洗濯を何度行ってもウェーブはとれません。
ポリエステル100%の生地のみ加工ができます。 -
どちらが良いの?
形状記憶加工はポリエステル100%の生地のみの対応になりますので、他の素材が混ざっている場合は加工できません。
形態安定加工の場合は、横にコシの強い生地の場合はウェーブがきれいにでない場合があります。やわらかめの生地の
場合は形態安定加工でも十分ですが、コシのある固めの生地の場合や、洗濯を多くされる場合は形状記憶加工をおすすめ
します。