2倍ヒダと1.5倍ヒダの縫製の違いは?
-
生地の使う量
既成カーテンで多い1.5倍ヒダ縫製は、必要な幅に対して1.5倍の幅の生地を使用してヒダ(カーテンのウェーブ)を
出す縫製で、例えば100cmの幅のカーテンの場合、1.5倍ヒダの場合は1.5倍の150cmの生地を、2倍ヒダの場合は
2倍の200cmの生地を使用します。一般にフック部分のつまみが1.5倍ヒダの場合は二ツ山、2倍ヒダの場合は三ツ山
の縫製になります。 -
どちらが良いの?
一般に、1.5倍ヒダは既成カーテン、2倍ヒダはオーダーカーテンとされてきましたが、現在は特に規定がある訳では
ありません。大柄のプリント生地は柄を見せるのが主眼になる場合は、1.5倍ヒダやヒダをとらないフラットカーテン
の方が柄を見せることができますし、細かな織柄の場合はヒダの多い2倍ヒダの方が、ボリュームもありより豪華に
見せることができます。 -
価格の違い
1.5倍ヒダと2倍ヒダでは、同じ幅でも使う生地の量が違うので、当然2倍ヒダの方が割高になります。但し、カーテン
生地の幅によっては同じ幅でも、使う生地量が同じになり、同じ価格になる場合もあります。