カーペット
お寺にカーペット
今日は朝からいろんな所に採寸や納品に行ってきたのですが、最初にお伺いさせていただいたのが市内の寺院で、リフォームした玄関と部屋のロールスクリーンとカーペットの採寸をさせていただきました。
そういえば、お寺様からカーペットの注文を最近ちらほらいただきます。
基本的に寺院の建物は廊下以外は畳が基本ですが、控え室の畳の部屋に敷いたり、本堂で法事や法話があるときに敷いたりするそうです。
最近は、檀家の方々も高齢化が進み足腰が弱くて、今までみたいに畳の上に座布団を敷いて正座するということが難しい方が多くなっているそうです。
その際に椅子を使うのですが、畳が痛まないようにカーペットを下に敷くのだとか。
昔は毛氈(もうせん)やニードルパンチカーペットのような薄い物を使っていたそうですが、やはりクッション性の良いカーペットの方が評判は良いようです。
只、分厚くて密度の細かい高級カーペットは重いので、あまり厚すぎず軽くて使わないときは巻いてしまっておけるややお値打ちなカーペットの方が使い勝手が良いみたいですね。
「お寺は畳。」って思っていましたが時代は変わるものなんですね。
カーペットは、畳サイズが基本ですが、柱や窓部分の凸凹をカットしたり、掘りごたつ用にくり抜いたり、センターラグとして円形にしたり1cm単位なら自由にお作りすることが可能ですよ。
フリーカットは縦横の平米計算となるので、細長い廊下敷も案外お値打ちにピッタリサイズでお作りできます。
御見積も無料ですのでお気軽にお問合せください。
タブリーズ?ギャベ?
先日メーカーさんが面白い商品を持ってきてくれました。
ウールの手織り玄関マットなのですが、ご存じの方も多いかとは思いますが、どっから見てもペルシャ絨毯のひとつ「タブリーズ」そっくりなんです。
手織りの絨毯は、産地や織り方によりいろいろ種類が分かれていますが、ペルシャ絨毯も「クム」、「タブリーズ」、「イスファハン」、「ナイン」等産地によって区分けがされています。
その中でも、最大の産地が「タブリーズ」で、その代表的な柄にそっくりなんです。
先程からそっくりですと言っていますが、実はこれ、インド製の手織りなんです。
インドもムガール帝国時代から手織りのカーペットを生産しているのですが、どちらかといえば織りの粗い少し厚めのイメージをれる方が多いと思いますが、こちらの手織りマットは、かなり細かくしっかり織ってあり、クオリティ的にもオリジナルと遜色がありません。
実際にイラン人のバイヤーに聞いてみても違いが分からなかったそうです。
価格は、60cm×90cmで37,800円と、オリジナルの半額以下となります。
ウールの手織りは非常に丈夫なので末永くお使いいただけますよ。
他のサイズも秋の売り出しに向けて準備中です。
是非実物のクオリティをお確かめください。
そして、こちらも人気のウール手織り「ギャベ(ギャッベ)」のマットです。
これもまたインド製なんです。
ギャベというと、これまたペルシャ(イラン)が本物というイメージがありますが、ギャベとは目が粗くて毛足が長い絨毯という意味なのでこちらはそっくりさんというよりは、産地違いと言うべきなのでしょうか。
インド製のギャベも「インディアンギャベ」といってリーズナブルで人気ですよ。
こちらも各種マットサイズ入荷予定です。
こんなのもあります。
40cm×40cmの正方形で厚みがあるので、シートクッションや座布団代わりにも最適です。
価格も特価で1枚2,980円です。10枚位しかありませんので早い者勝ちですよ。輸入品なので次回入荷は未定です。
個人的には織りの粗いギャベやキリムよりは、織りのしっかりしたパキスタンやペルシャのウールカーペットが好きなんですけど、若い人にはギャベの方が人気なんですよね・・・
秋冬に向けて、面白い商品が続々入荷しております。またいろいろご紹介できたらと思っています。ご期待ください!!